【文法2】みんなの日本語初級第2課 このN/そのN/あのN
《PC:この・その・あの》
T:(一つずつ指し)これは誰のですか?
S:~さんのです。
T:(離れたところから指す)あれは誰のですか?
S:わかりません。(学生は教師が何を指しているかわからない)
T:あれは誰のですか?雑誌ですか?新聞ですか?わかりません。
あの雑誌は誰のですか?
S1さん、あの雑誌は誰のですか?
S1:柴田さんのです。
T:「あれ雑誌は」だめです。
「このNoun」「そのNoun」「あのNoun」です。
「この・その・あの」は、「これ・それ・あれ」では表せない後ろに名詞を置く文を作らせることで導入します。いろいろなものがあるPCを「あれは誰のですか?」と言って指し、学生に「「あれ」が何を指しているかわからない」と思わせた上で「あのカメラは誰のですか?」と言ったらわかるよね?という流れです。「あれは誰のカメラですか?」とどう違いますか?という質問が来る場合がありますが、意味の違いではなく、名詞の前に「これ・それ・あれ」を置くときは「「これN・それN・あれN」という言い方はできない」ということを理解させましょう。
●作文練習
T:(物を指しながら)このペン、そのノート、あのテレビ
このNoun、そのNoun、あのNoun、
これNは、それNは、あれNは だめです。
言ってください。(物を指す)
S:このN、そのN、あのN
T:(人を指す)
S:この人、この方…
→一人ずつ
物だけじゃなくて、「人」など他の言葉でも使いましょう。
●作文練習
T:この本は私のです。そのペンはS1さんのです。
S1さん、この、その、あの言ってください。
S:(この・その・あの)Nは〜さんのです。
→1人ずつ
●ペアQA
T:S1さん、(この・その・あの)Nは誰のですか?
S:~さんのです。
T:そうですか。
→ペアQA
《PC:練習3例》
(PCを見せて、どんなことを言うか想像させて発話させる)
→リピート →TがA、SがBで会話 →入れ替える
→ランダムに二人選び、発表させる
→1)、2)も同様に、PCを見せて話すことを想像させながら会話をさせ、あとで間違っているところを修正する
→まずは見本を見せて、言葉を変えてオリジナルの会話をさせる。
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