【N2文法】〜つつ

2023年2月15日2023年6月6日

逆接

導入

《PC：〜つつ（逆接）》

T：この人はお金がないと言っているのに、無駄遣いをしています。

　お金がないと言いつつ、無駄遣いをしています。

《板：【Vます】つつ》

T：「〜のに」と同じ意味です。前は状態の言葉で、「言いつつ・思いつつ・感じつつ・知りつつ」などの言葉をよく使います。

「〜ながら」より硬い表現です。

　

作文練習

《PC：〜つつ（逆接）》

T：「〜つつ」を使って、文を作ってください。

S：勉強しないといけないと思いつつ、ゲームをしてしまう。

S：課長は「飲みすぎないように」と言いつつ、自分が酔っ払ってしまった。

　

同時

導入

《PC：〜つつ（同時）》

T：私は夜、外国人に日本語を教えています。そして昼は会社で働いています。

　夜、日本語を教えながら、昼、会社で働いています。

　もっとフォーマルな言い方です。

　夜、日本語を教えつつ、昼、会社で働いています。

《板：【Vます】つつ》

T：２つのことを同時にする「ながら」と同じですが、「つつ」の方がフォーマルで、時間がかかることや仕事のことなどに使います。

　

作文練習

《PC：〜つつ（同時）》

T：「〜つつ」を使って、文を作ってください。

S：ケーキ屋でアルバイトをしつつ、高校に通っています。

S：お客様と話しつつ、家を建てます。

　

文作成問題

１．部長は残業するなと言いつつ、　　　　　。

２．　　　　　と思いつつ、疲れているとつい寝てしまう。

３．私は　　　　　つつ、日本の会社で働いている。

４．　　　　　つつ、新商品の開発を進めます。

　

　

（回答例）

１．部長は残業するなと言いつつ、仕事をふってくる。

２．勉強しないとと思いつつ、疲れているとつい寝てしまう。

３．私は子供に英語を教えつつ、日本の会社で働いている。

４．チームのメンバーと話し合いつつ、新商品の開発を進めます。